ネットワークプリンタ接続いろいろ|TCP/IP・WSDなど
Windows 8以降の場合、自動でWSDポートが設定されます。
プリンターメーカー製プリンタードライバーをインストールしないままWSDポートが設定されると、OS標準のドライバーが設定されます。その場合、別途メーカー製のプリンタードライバーをインストールすることをお勧めします。 from:エプソン
Standard TCP/IP
コンピューターに標準搭載されている通信プロトコルです。
サーバーやルーターのDHCP 機能によってプリンターのIP アドレスが変更されたら、プリンターのネットワーク設定を設定し直す必要があります。
ルーターを越えた場所(別セグメント)にあるプリンターでも印刷できます。
[イベントビューアー]で印刷ログ(記録)を取得できます。
Bonjour(Mac OS Xのみ)
Mac OS Xで使われる通信プロトコルです。
サーバーやルーターのDHCP 機能によってプリンターのIP アドレスが変更されても、プリンターのネットワーク設定を設定し直す必要がありません。
Bonjourでプリンターの追加をするには、以下のWebサイトにアクセスして製品型番を入力してください。サポートに進み、プリンターの追加手順に従って設定してください。
WSD(Windowsのみ)
WSD(Web Services on Devices)は、Windows Vista以降に標準搭載されている通信プロトコルです。
サーバーやルーターのDHCP 機能によってプリンターのIP アドレスが変更されても、プリンターのネットワーク設定を設定し直す必要がありません。
ルーターを越えた場所(別セグメント)にあるプリンターでも印刷できます。
ネットワークの種類
- ハブやアクセスポイントなどの中継ポイントがあり、中継ポイントを介してプリンターと機器が通信するネットワーク・有線LAN・無線LAN(Wi-Fi)
- 中継する機器を介さずにプリンターと機器が直接通信するネットワーク・Wi-Fi Direct シンプルAPモード・Wi-Fi Direct Wi-Fi Directモード
・無線LAN(Wi-Fi)アドホックモード
Wi-Fi Direct
Wi-Fiアライアンスが認定する無線通信規格(Wi-Fi)の1つで、アクセスポイントを介さずに機器同士を直接接続して通信する方法です。 プリンターまたは機器のどちらかがソフトウェア上でアクセスポイントとして機能します。無線LAN(Wi-Fi)と同じ機器構成になるので、同じセキュリティー方式が使えます。
シンプルAPモード
プリンターがアクセスポイントの役割をするモードですプリンターのネットワーク(SSID)に機器からセキュリティーキーを入力して接続します。一度設定すると継続的に使用できます。
Wi-Fi Directモード
Wi-Fi Direct対応機器同士を1対1で接続するモードです。プリンターと機器のどちらかがアクセスポイントの役割をします。セキュリティーキーの入力はありませんが、接続が切れると手動で接続し直す必要があります。
Wi-Fi アドホックモード
アクセスポイントを介さずにプリンターを直接無線で接続するモードです。Wi-Fi Directとは異なり、ソフトウェア上にもアクセスポイントがありません。
無線LAN(Wi-Fi)の注意
プリンターは2.4GHz帯のみに対応しています。
印刷ポートを確認する
設定⇒Bluetoothとデバイス⇒プリンターとスキャナー⇒該当プリンター⇒プリンターのプロパティ⇒ポート
同時接続が可能な組み合わせ
スキャナー
スキャナーは、IPアドレスを直接指定して設定する。